「Accessで開発したシステムはスタンドアローンで動くんでしょ」と理解されている開発者の声をよく聞くのですが、そんなことはありません。オフィス内のパソコンからAccessのシステムを同時に共有して使用することは容易です。また、オフィス内どころか拠点間のシステムも実現可能です。その方法を簡単に説明します。
本社と支店(拠点)をVPN使用できるように環境を整えます。次に本社のPCにAccessのシステムを置き、支店のPCからWindows機能のリーモートディスクトップで本社PCにアクセスしてAccessシステムを立ち上げて使用するのです。簡単に言えば、リモートディスクトップで本社のPCに接続しシステムを利用すると言うことです。
この方法で、格安の拠点間ネットワークが構築可能です。また既存のインターネット光回線を使用すれば新しく発生するランニングコストは数千円/月で済むものと思われます。
この様にAccessは他のツールと組み合わせれば十分にITツールとして活用できるのです。