南北朝時代の九州の覇者・懐良親王は、倭寇の取り締まりを実施しなければ軍を派遣すると脅しをかける明の洪武帝に
「賀蘭山(がらんさん・中国北部の壁画遺跡のある山)に相会して博打でも楽しもうではありませんか・・・・・。 古くから『和を講じる事を上策となす』と言います・・・・・。」
と返書を送った事が明史・日本伝に記述されています。
また中国・唐の時代に書かれた史書・隋書倭国伝には倭人の事が次の通り書かれています。
「性質は直(素朴・真面目)にして、雅やかな風がある。」
この反面、次の様な事も書かれています。
「囲碁、双六、サイコロ博打などの勝負事を好む」
日本人が皆、勝負好きな訳ではないのでしょうが、私自身は博打好きで、友人も博打好きで、過ぎ去って行った心の通じた友人たちも皆、酒か博打が好きだったのが思い出されます。
「天高く馬肥ゆる秋」 小遣いを節約してGⅠ戦線に備えなければならない時期がまたやって来たようです。