雨ニモ負ケズ

雨ニモ負ケズ

雨ニモ負ケズ
風ニモ負ケズ



ホメラレモセズ
クニモサレズ
ソウイウモノニ
ワタシハナリタイ

  

二十歳の頃、小学生の時、仲の良かった友人が亡くなりました。その友人が小学校の頃、暗記していた詩がこの「雨ニモ負ケズ」でした。中学に入って進む道が異なり話す機会も減りましたが、幾人かの同窓と伺った通夜の席では、彼のご母堂が私の下の名前も覚えておられ、懐かしそうに声を掛けて下さったため、私のまぶたには涙が溢れてしまいそうになってしまったのでありました。