平和な無法地帯

最近ニュースを見ていて政治家や官僚の人権が薄れつつあるのではないかと感じてしまいます。悪いことを弾劾するのは当たり前の事ですが、疑いのレベルで深い事情を理解しない人までもが寄ってたかって袋叩きにしてしまうのは余りにも惨く感じてしまうのは私だけでしょうか?
疑われた人が犯人ではなく容疑者と呼ばれるようになったように、法に照らし合わせて判断するという数年来の報道のあり方が、ここに来て一昔前に後戻りしているような気がしてなりません。もしくは政界、官界に限ったことなのでしょうか?
法の判断にそれまでの功績が加味される事はほぼないのでしょうが、どこまでが罪でどの程度に罰するのか、簡単な問題ではありません。悪い公人は法にも照らさず叩いてしまえ的風潮は「平和な無法地帯」と呼べるのかもしれません。