宇宙ステーションの撮影失敗

宇宙ステーションの撮影失敗

本日4月7日、国際宇宙ステーションが日本の西方から南西に向けて飛翔するとのことで自慢の修理済みD80で撮影を試みました。三脚にアバウト25度の角度で装填し、26ミリ単焦点レンズ装着、シャッタースピードはバルブに設定。

20:25:30 見え始める時間が来た。
もうすぐだと意気込むが
どこにも表れない。
1分ほど時が過ぎるがまだ見えない。
その時、連れが「あっ!見えた見えたあそこあそこ!」
とジェット旅客機を指さす。
「・・・」
また1分ほど時が過ぎるがまだ見えない。
その時、南西の上空に、南へ向かって飛ぶ小さな光を発見!予想したよりも高い位置だ
「見えたぞ!あれだ!」
俺は叫び、慌ててシャッターを押す。「バルブだからシャッターボタンは押しっぱなしのままだぞ、広角レンズだからきっと飛翔体を捉えているはずだ!」
連れの「あれも飛行機でしょ」との言葉をスルーし、小さな光を肉眼で追う。
そしてその小さな光は20秒もたたない内にスーッと消えた。地球の影に入ったのだろう。
俺はシャッターからそっと指を離した。

部屋に入り、SDカードに収められた画像を確認。
「ムムッ!!」、飛翔体はレンズの見据える位置よりかなり上空を飛んで行ったようである。


明日、2020年4月8日は19:38から見え始め、19:41には45度の高い位置に観測できるとのことです。

参考/宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター
http://kibo.tksc.jaxa.jp/letsview/visibility1/fukuoka/pass2020040701.html