生の松原元寇防塁

生の松原元寇防塁

国指定史跡

元寇防塁

1274年、元は900艘の軍船と2万8千人の軍兵で博多湾に攻めこみ、その西部に上陸し、九州の御家人たちと激しい戦いをくりひろげました(文永の役)。
その後、鎌倉幕府は元の再度の来週に備え、九州各国の御家人に命じて、1276年3月から約半年間で、西は今津から東は香椎まで博多湾の海岸沿い約20㎞にわたり石築地(元寇防塁)を築かせ、その場所を警備させました。
1281年、元は再び日本を責めましたが、この元寇防塁や武士の元船への攻撃にはばまれ、博多の地には上陸できませんでした(弘安の役)。
元寇防塁は、1931年(昭和6年)市内7地区が国の史跡に指定され、保存されています。

2000年3月 福岡教育委員会