Accessは3年に1回のペースでバージョンアップされるのですが、複数のPCからアクセスするシステムを開発する際はこのバージョンに注意が必要です。
新システムの開発を最新バージョンで行うと既存のPCの旧バージョンAccessをすべて最新バージョンに置き換えなければなりません。なぜならば新しいバージョンで開発したシステムは旧バージョンのAccessでは動作しないからです。
AccessはPC1台ごとにインストールして使用するソフトですので、これには結構な費用がかかります。余計な経費を掛けないためにも現行システムのAccessのバージョンをPCごとに調査し、現行Accessを再利用できるよう、新システム開発用Accessのバージョンを低めに設定する事が必要となります。
またWindowのマクロ群が変更される場合は旧Accessは使用できなくなりますので、WindowのバージョンアップされたPCをシステムに組み込む際も同様のバージョンの確認が必要になります。