System introduction

System introduction

一般の方から見ると、ITとはすごく難しく理解し難いものと感じられるのかもしれません。実際、企業に導入されているものは、非常に高度で緻密なものに違いありません。
しかし、ITとは友人同士の連絡、個人の趣味のコミュニティにも簡単に利用できるもので、少し勉強すれば、情報を発信したり収集したり、特定、不特定のユーザーとコミュニケーションを繋ぐことが可能です。
そしてこの様なことを実現するツールを作成することもそう難しいことではありません。ITとはコンピュータの仕事に従事する人々のみが活用するものではなく、趣味でPCを利用する人々が十分に活用できるものなのです。
このページでは、その使用方法を趣味レベルにはなりますが紹介していければと考えています。また、ツールを使用する際のコツやエラー時の対処方などを、その都度、備忘録として記載していきます。

 

 

システムを導入する3つの方法

システムを導入するには大まかに次の三通り方法があります。まずパッケージソフトを購入し、インストール時に自社の業務にできるだけ適合したカスタマイズを行い立上げる方法です。最近のパッケージは様々な業務を研究しパターン化してあるので、自社業務に合ったシステムを簡単に構築できるようです。有料にはなりますが、インストール時のカスタマイズは要件を提示すればベンダーのSEさんにお任せする方法もあるようです。ただシステムとシステム間のデータのリンクは人手を要す可能性が大きく、この辺がネックとなるのかもしれません。一番大事な予算に関しては格段に低く済むと思われます。

次にソフトハウスに要件を提示し全面的に任せる方法です。予算に余裕があるようであればこの方法が一番ベストだと思われます。餅は餅屋でソフトハウスには様々な方面のプロフェッショナルが在籍しており、最新の技術でスマートなシステムを自社の業務に合わせて立ち上げてくれるはずです。また、拡張性も大きく将来に備えたシステム構築が可能です。ただ依頼する側の要件は的確で正確なものを提示し、仕様を詳細に検証していかなかればいけません。「高いコストを掛けたのに、こんなはずではなかった」といった事例はよく聞く話です。この点には特に注意して、依頼を出す企業側も要件調査には時間を掛け、現場の要件聞き取りを徹底する必要があります。

最後に自社で作成する方法です。この方法はシステム要件を心得たシステム担当者が作成するので、業務に即したシステム作りが可能で、稼動後もシステムと業務両方に通じている担当者がメンテ、改定を行うので拡張性は非常に高いと思われます。コストは人件費を考えるとパッケージソフトよりもだいぶ高くなりますが、担当者が事務作業とシステム開発を両立することによって、ソフトハウスに依頼するよりも格段に安価なものになると思われます。ただシステム担当者は業務の合間を利用して独学、開発を行なわなければならず、負担は大きなものになってしまうのは否めません。また一番考慮しなければならないのはシステム担当者が退職してしまった場合です。辞めてしまった後に、誰もシステムの事が分からないとなってしまっては大変です。特に少数精鋭で社員数の少ない企業では後継者を育てることはできないので、善後策を講じておく必要があります。

どの方法にもメリット、デメリットは存在します。状況に合わせた選択が必要でしょう。このページでは中小企業を中心に見据えていますので、自社開発を念頭に置き、安価で業務にフィットしたシステム作りを目指して勉強しながら記事を書こうと考えています。また対象は初心者のシステム担当者向けとし、分り易さを重視した記事を記載して行こうと思います。

 

 

仕事の合い間に自社システム開発に挑戦してみよう!!

パッケージでは特殊な業務に対応できない。ソフトハウスに発注するには予算が足らない・・・・・。

少数精鋭で仕事に向き合っている中小企業ではこんな事でお悩みの経営者やシステム担当の方は多いと思います。このページはそんな方々向けに立ち上げたページです。

事務系の仕事でPC管理も任されている方、会社から社内新システムの開発してもらえないかと持ちかけられているCOBOLの経験者、片手間に訪問先管理システムを作ってみたいと考えている営業担当者など、自分の業務をシステム化できないか思い巡らせている方々に見ていただけるとありがたいです。

システムを社内で立ち上げるには、プログラミング言語とデータベースを選択する必要があります。ここではとりあえず言語はPHPとVBAをデータベースはMYSQLとACCESSを使用する予定です。またWebページのデザインに関するツールとしてWordPressを紹介します。
またWeb全般で使用するHTML、CSSなどの説明も行って行きます。

記事は自分で経験したツールを中心に作業事項を振り返り検証しながら書いていくつもりです。まだ立ち上げたばかりのページで中身が何もありませんが、徐々に記事を増やして行く予定ですのでよろしくお願いいたします。