有馬記念の由来

有馬記念の由来

余談ですが、競馬のオールスター戦で、かつ一年を締め括るGⅠ(グレード1)レースの「有馬記念」は中央競馬会理事長だった有馬家15代当主、有馬頼寧(よりやす)氏により提唱開設されたレースです。競馬に興味のない方のために説明するならば、若駒のレース「日本ダービー」は文学界の「芥川賞」に当たり、「有馬記念」は「直木賞」といった位置づけになります。 このレースは当初「中山グランプリ」という名称でしたが、日本競馬の発展に大きく貢献した有馬氏の死去に伴い「有馬記念」と名称変更され、以後、最も注目されるレースのひとつとして競馬ファンから親しまれています。 この有馬頼寧氏の祖父が久留米藩最後の藩主となった有馬慶頼(よしより)になります。

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久留米城 城門跡