周布政之助舊宅地

周布政之助舊宅地

周布政之助旧宅地
周布政之助は、文政6年(1823)萩藩大組(78石余)の家に生まれた。藩校明倫館に学び、俊才と評された。弘化3年(1846)有志とともに嚶鳴社を結成し、時事を討議した。嘉永5年(1852)政務役に抜擢されたのを皮切りに要職を歴任して尊王攘夷運動を主導する一方、開国の時代に備え、伊藤博文・井上馨ら密航留学生(長州ファイブ)をイギリスへ送り込んだ。文久3年(1863)8月18日の政変後は京都の失地回復に努めたが、藩の政権交代で追い詰められ、元治元年(1864)山口矢原で自決した。享年42.
この場所には、安政6年(1859)から数年住んだといわれている。

萩  市


現地にある萩市の案内板より