7月31日、1997年の菊花賞馬マチカネフクキタルが逝った。
大ファンだった訳ではないが、配当的に一番お世話になった馬だった。
その年、ダービーでは11番人気の7着に終わったものの、菊花賞の前々哨戦の神戸新聞杯では2番人気で優勝、トライアルの京都新聞杯では1番人気に押され、またしても優勝。しかし、本番菊花賞ではシルクジャスティス、メジロブライトに人気を譲り、3番人気。前哨戦GⅡを二連勝の実績ながら、3番人気は短距離血統の前評判からだったような気がする。しかしレースでは4コーナーまで終始、内ラチを通ったフクキタルは直線で鋭く伸び、他の人気馬を寄せ付けずゴールした。
これも、もう二十数年前のことである。