敬止義塾跡

敬止義塾跡

敬止義塾跡

所在地 朝倉郡筑前町二字鐘木塚

福岡藩士であった杉山灌園が、明治十(一八七七)年頃に自宅の離れで塾を開いていました。
近隣から三十人ほどの塾生があり、寄宿しているものもいました。教科書として『日本外史』『十八史略』『四書』などが用いられました。明治二十三(一八九〇)年に灌園が死去したため閉塾されました。

平成二一年三月

筑前町教育委員会


灌園は大正昭和期に活躍した小説家・夢野久作の祖父になります。