自作パソコンを作ろう!

自作パソコンを作ろう!

20年近く前はまだPCは高額で購入するには結構勇気がいりました。そのため自作でPCを作る人も多かったようですが、現在では市販PCの価格もだいぶ下がり自作PCのメリットは減ってきたようです。それでも拡張性や自分の趣味や仕事にあったPCを得るために自作でPCを作る人は多いようです。また自作PCであれば、PCの故障時に部品交換で簡単に対応でき、PCの買い替えを考える必要もありません。この面から考えれば最低コストでMYPCをベストの状態に保てるという訳です。
ここでは自作PCを作成するために必要な部品を紹介しようと思います。

必要な部品

[PCケース]
ケース以外の部品はPCの機能上昇と伴に規格が変更されて行くので長い間使用する事は出来ませんが、ケースはずっと使用できる唯一の部品です。見た目もありますので少々高くてもレベルの高い物を購入した方が良いかもしれません。またマザーボートと規格に合ったものを選択する必要があります。
電源ユニットが装着されているものもありますのでこの場合は電源ユニットを購入する必要はありません。

[マザーボード]
PCの本体部分と言える部品です。色々な規格が存在するようですがATXという規格のものが一般的なようです。PCケースと規格に合ったものを選択する必要があります。

[CPU]
情報処理を行うPCの頭脳。メーカーや発売時期によって様々な規格があり、一般的に価格が高い物ほど処理速度が速くなります。マザーボードの規格に合ったものを選択する必要があります。

[CPUファン]
CPUの温度を下げる冷却装置です。CPUは結構な電力を使用しその分、強烈な熱を帯びます。その熱を冷ますのがこの装置です。CPUとセットで販売される事も多いのですが、オークションで中古を購入する際はCPUと別々に購入する場合が多い様です。またマザーボ-ドにCPUを装着する際、接合面にCPUグリースを塗る必要があります。

[メモリ]
CPUの処理情報を一時的に保存し高速で読み書きできる部品です。容量が大きい程、PCの処理能力が上がります。3Dなど画像処理の作業を行うPCではこのメモリの容量が物を言います。発売時期によって様々な規格があり、マザーボードの規格に合ったものを選択する必要があります。またCPU以上にデリケートな部品ですので取り扱いには注意が必要です。マザーボードへの抜き差しはコンセントを抜いてしばらく置いてから行います。

[ハードディスク]
システム情報やユーザーの各種情報を大量に保存できる部品です。発売時期によってコネクタの種類が違いますのでマザーボードの規格に合ったものを選択する必要があります。

[電源ユニット]
各部品に電源を供給する部品です。PCケースやマザーボードの規格に合ったものを選択します。

[グラフィックボード]
通常のマザーボードには不要なのですが、ハイスペックまたは超ロースペックのマザーボードの中にはグラフィック機能を持たないものがあります。これらのマザーボードにはディスプレイのケーブルを接続するコネクタがありませんので別売のグラフィックボードを購入する必要があります。

[ケーブ類]
必要に応じてSATAケーブルや電源ケーブルなどが必要になります。この辺りは組み立てながら不足分をPCショップに購入に走る事になるかもしれません。

これらの部品は、通販サイトで購入可能ですし、低価格で済ませたい場合はヤフオクなどのサイトで中古品を探せば2~5万円で集める事が出来ると思います。ただ中古品には様々なリスクが伴いますのでそこを理解した上でのご利用をお勧めします。
これだけの部品を集めれば後はドライバーが一本あれば自作PCの組み立て作業に入る事ができます。