カテゴリー: SatoIssai
免れんと欲するは不可なり
おおよそ、身に降りかかってくる艱難変故、屈辱讒謗、払逆は、みな天がわが才を成長させるために課すもので、砥礪切磋の実践である。志を高く持つ者は、これに対応する方法を熟慮すべきである。なにも考えずにこれらの苦難から免れようと […]
凡そ人を諫めんと欲するには
凡(おおよ)そ人を諫めんと欲するには、唯だ一団の誠意、言に溢るる有るのみ。苟(いやし)くも一忿疾の心を挟まば、諫は決して入らじ。 人を諫めようとする場合は、誠意の心あるのみで、怒りや憎む心がわずかでもあれば […]