「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃ~ん!!」とパチスロ・ハクション大魔王が登場したのはいつの頃だったろうか?
この台は、BIGボーナス後のドキドキタイム(DT・リプレイタイム)中にガマグチ(スイカ)役が揃うとツボチャン(TC・アシストタイム)が発動し、そのナビ通り打つとツボ(ベル)役が次々に揃う仕組みであった。
そしてガマグチ役はドキドキタイム10ゲームをストックする役でもあり、このストックの放出はBIGボーナス後、及び100G(ゲーム)、200G、300G、400G毎に行われたので、これらのゲーム数直前の回転数の台のスポット狙が有効であった。また、ストックはBARでは放出されないためストックが溜まっている可能性が高いBARの連チャンした台も狙い目であった。
ある日、200Gを超えドキドキタイムを放出し終わった高設定らしき台から隣の台へ移り、元の台を300回もしくは400回未満まで誰かが回してくれたら、またスポット狙いをしてみようとハイエナ行動を考えていたのだが、そこに年配の男性が現れ打ち始め100ゲームも回さない内にBIGボーナスを獲得。’7’を揃えきれないので、私がボーナス目押しをアシスト。そのボーナス後のドキドキタイム中にガマグチ役発生でツボチャンゲット。その後、出るわ出るわアッという間にドル箱2箱を抱えこの男性は去って行ったのだ。その間の私のボーナス目押しのアシストは計3回。「う~ん残念!しかし俺の設定判定は間違いなかったのだ。」とその台に戻り再び打つもウンともスンとも言わずタイムアップ。空しい気持ちで閉店準備を始めたパチンコ店から外に出ると夜空に無数の星が輝いていたのであった。