巌流島の住人は?

宮本武蔵と佐々木小次郎が対決した巌流島は山口県の観光名所として有名ですが、江戸時代は豊前小倉藩の領地だったということです。これは「関ヶ原の戦い」で敗れ徳川家より本州の西の片隅に押し込められて不満を持つ毛利家を牽制するため方策だと想像されるのですが、実際のところはどうなのでしょうか・・・。 ところでこの巌流島は東西に250m、南北に500m程の小さな無人島で、現在では北東部の半分が公園として整備されています。そしてこの小さな公園にはなんと野生のタヌキが住み着いているのです。私も数年前にこの島に渡った事があるのですが、その時に渡船場の近くの小さな森から可愛い子ダヌキが顔を出しているのを発見しました。そのつぶらな瞳で見つめられるとなんで袋菓子でも持って来なかったのか非常に後悔した覚えがあります。もし巌流島観光の予定がある方は、ぜひ船に乗り込む前にコンビニでエサとなるものを購入しておいた方がよいかもしれません。子ダヌキに確実に会えるかはわかりませんが・・・。 また案内板によるとこの巌流島では坂本龍馬とお龍が花火を打ち上げて楽しんだという逸話も残っているようです。 巌流島は島全体を一望できる程の小ささなのですが、この様に見どころ満載の観光名所となっています。