『自省録』さもなくば耐え忍べ

「人類はお互い同士のために創られた。ゆえに彼らを教えるか、さもなくば耐え忍べ。」
 
アウレーリウスの周りには伝えても伝わらない人が少なからずいたようです。「教え諭すことが出来なければ耐え忍ぶしかない」とこの煩わしさと向かい合う方法を書いています。
人は理解力や経験、考え方や立場によって想いは異なるので、何が正しく何が間違っているのかは一概には断定できませんが、せめて「自ら考える力」と「耐える力」を身に付けなければならないのかもしれません。