カテゴリー: KatsuKaisyu
『海舟座談』の疑問解消!!
『海舟座談』の著者・巌本善治氏が海舟宅に出入りしたのは、明治20年8月から、海舟に最後に面談した明治32年1月14日までの約11年を超える期間になります。しかし、『海舟座談』には明治28年7月~明治32年1月までの約3ヶ […]
勝先生、容易に胸襟を開かず
先生に従って教を請わんと欲せば、真に先生によりて学ぶの決心なかるべからず。しからずんば、先生は容易にその胸襟(きょうきん)を開かず。ただ放言(ほうげん・無責任に言い散らす事)大語(たいご・大げさなに言う事)してその人を驚 […]
明六社メンバーがドン引き
杉亨二(日本近代統計の祖であり、元勝海舟塾塾頭)は明六社の主要メンバー等と海舟を招待しようと打合せ、上野・精養軒に集います。杉、福沢諭吉、森有礼の他、数名のメンバーがホントに勝が来るのだろうかと話しているうちに、勝は蝙蝠 […]
パークスは悪い奴じゃない
勝塾の塾頭・杉亨二がパークスの傲慢さを述べると、勝はそれを否定します。 「横浜のパークスを訪ねると、こっちは敗北同然だから、軽蔑しての事か、会おうとしない。そこで事情を説明して面会を促すが、それでも出てこな […]
不足不平は一概にわるくないヨ
海舟は「定見深睡」とゆう西洋の言葉をとり挙げて、定見に固執することを戒めています。 今日の是は、明日の非、明日の非は明後日の是といふ風に、一時も休まず進歩すべきものだ。 そのためには平穏無事ば […]
海舟は性善説?性悪説?
『新訂海舟座談』で海舟は性善説、性悪説に言及しています。 孟子は、性善といい、荀子は性悪といったが、性善でもなく、性悪でもないようだが、先ず、どッちかと言うと、悪い方が多いようだ。 『性善説』 […]