Draft

「福岡史伝」及び「記想録」に記載する記事の下書きや名所旧跡に置かれている説明文を掲載しています。


 

【Draftに関する投稿】

知性の邪魔をするものは… 投稿日2024年3月8日
人間の知性の邪魔をするものは常に、人間の情報であり情動である。私は以上の事を確信する。 ジェシー・リバモア [...]

『自省録』さもなくば耐え忍べ 投稿日2024年1月20日
「人類はお互い同士のために創られた。ゆえに彼らを教えるか、さもなくば耐え忍べ。」   アウレーリウスの周りには伝えても伝わらない人が少なからずいたようです。「教え諭すことが出来なければ耐え忍 [...]

決心したことは必ず実行すべし 投稿日2024年1月14日
ベンジャミン・フランクリンの十三徳目 その四   決断 やるべきことをやろうと決心すべし、決心したことは必ず実行すべし。   決断した事は必ずやるべきで、後悔するような事を決断して [...]

日常の出来事に心を乱すなかれ 投稿日2023年12月31日
ベンジャミン・フランクリンの十三徳目 その十一   平静 ささいなこと、日常の出来事に心を乱すなかれ。   誰でも腹の立つことはあるものですが、確かに自身のためにならない思考はムダ [...]

『自省録』わずらわしさは主観から 投稿日2023年12月16日
「物事は魂に触れることなく外側に静かにたっており、わずらわしいのはただ内心の主観からくるものにすぎない。」   アウレーリウスにも煩わしい事が沢山あったのかもしれません。実際の出来事は自身の [...]

『自省録』考えを変えること 投稿日2023年12月3日
「もし誰か君のそばにいて、君のひとりよがりの考えをただし、これを変えさせようとする人がいたら、考えを変えること。」   『自省録』の第4巻に書かれる言葉です。アウレーリウスは、その変化が一時 [...]

『自省録』善事をなして悪くいわれるのは 投稿日2023年10月22日
「善事をなして悪くいわれるのは王者らしいことだ。」   これは『自省録』の第7巻に書かれている言葉です。 アウレーリウスも人間ですから、善事をなして悪くいわれた時には腹が立ったのでしょう。 [...]

『自省録』賞賛を自己の一部とは考えない 投稿日2023年10月7日
「なんらかの意味において美しいものはすべてそれ自身において美しく、自分自身に終始し、賞賛を自己の一部とは考えないものだ。実際人間は賞められてもそれによって悪くも良くもならない。」   褒めら [...]

『自省録』苦手に慣れよ 投稿日2023年9月30日
「すべて君が苦手だと思うものに慣れよ。なぜならば左手は習慣のないために他のあらゆる仕事には不器用なのに、手綱は右の手よりもしっかりと持つ。それはこれに慣れているからだ。」   誰にでも苦手は [...]

『自省録』この行為の目的は? 投稿日2023年9月23日
「他人のなすあらゆる行為に際して自らつぎのように問うてみる習慣を持て。『この人はなにをこの行為の目的としているのか』と。ただし、まず君自身から始め、第一番に自分を取り調べるのがいい。」   [...]

『自省録』主観を放り出せ 投稿日2023年9月12日
「主観を放り出せ。そうすれば君は助かる。誰が放り出すのを妨げるのだ。」 確かに主観を捨てれば、楽にはなるのでしょうが・・・。 この言葉は肯定的な表現なのか、それとも逆説的な表現なのかアウレーリウスの考 [...]

『自省録』未来のことで悩むな 投稿日2023年9月9日
「未来のことで心を悩ますな。必要ならば君は今現在のことに用いているのと同じ理性をたずさえて未来のことに立ち向かうであろう。」   「未来のことで悩むことなどない。必要があれば君は今現在も問題 [...]

『自省録』ものの内部を見よ 投稿日2023年8月20日
「ものの内部を見よ。いかなるものの固有な性質も価値も君の眼を逃れることのないように。」   ものの本質を見ようとする力は大切だと思われますが、これが集団で活動する際に逆に足かせになる場合もあ [...]

『自省録』ものは考えよう 投稿日2023年8月19日
「自分は損害をうけた」という感じを取り除くがよい。そうすればその損害も取り除かれてしまう。   1900年前に生きた人、それもローマ皇帝がこのような事を考えるとは、感慨深い思いです。 [...]

『自省録』体がへこたれないのに 投稿日2023年8月14日
「君の肉体がこの人生にへこたれないのに、魂のほうが先にへこたれるとは恥ずかしいことだ。」   コメントを書くと蛇足になるので止めにしておきます。 [...]

『自省録』助けを必要とせず 投稿日2023年8月12日
「外からの助けを必要とせず、また他人の与える平安を必要とせぬように心がけよ。(人に)まっすぐ立たされるのではなく、(自ら)まっすぐ立っているのでなくてはならない。」   江戸時代の学者・佐藤 [...]

『自省録』いやいやながらするな 投稿日2023年8月11日
「なにかするときいやいやながらするな、利己的な気持からするな、無思慮にするな、心にさからってするな。君の考えを美辞麗句で飾り立てるな。余計な言葉やおこないをつつしめ。」   『自省録』は自分 [...]

『自省録』君が善事をなしたとき 投稿日2023年8月8日
「君が善事をなし、他人が君のおかげで善い思いをした時に、なぜ・・・(中略)・・・善いことをしたという評判や、その報酬を受けたいなどと考えるのか。」   アウレーリウスの考えは関心せざるを得な [...]

『自省録』友人の抗議には 投稿日2023年8月6日
カトゥルス(から教えられた事は) 「友人が抗議を申込んで来たならば、たとえそれがいわれなき抗議であろうともこれを軽視せずに、彼を平生の友好関係にひきもどすべく試みること。」 [...]

『自省録』やっていることをよくやること 投稿日2023年8月5日
「・・・人から悪くいわれようと賞められようと、まさに死に瀕していようとほかのことをしていようとかまうな。なぜなら死ぬということもまた人生の行為の一つである。それゆえにこのことにおいてもやはり『現在やっ [...]

『自省録』家庭教師から教えられたこと 投稿日2023年8月4日
「家庭教師からは・・・苦労に耐え、寡欲であること。自分のことをやって、余計なおせっかいをせぬこと。中傷に耳をかさぬこと。」(を教わった)   『自省録』の訳者・神谷美恵子女史は「訳者序」で「 [...]

『自省録』は面白そう!! 投稿日2023年8月3日
最近、マルクス・アウレーリウスという人に、興味を持ったので岩波文庫の『自省録』と言う本を取り寄せてみました。マルクス・アウレーリウスは第16代のローマ皇帝で、『自省録』はこのアウレーリウスが自分のため [...]

『自省録』外的の理由で・・・ 投稿日2023年7月11日
君が何か外的な理由で苦しむとすれば、君を悩ますのはそのこと自体ではなくて、それに関する君の判断なのだ。 マルクス・アウレリウス   マルクス・アウレリウスは第16代ローマ皇帝で西暦121年~ [...]

「黙ってろ!!」ってどうだろう? 投稿日2022年9月7日
勝海舟は『氷川清話』で次の通り語っています。   我に四角な箱を造って置いて、この箱に丸い物や三角の物を詰め込むのはご苦労千万な事だ。 執一の定見をもって天下を律せんとするのは、決して王道で [...]

実の道にはそむくもの也 投稿日2022年3月6日
実の道を知らざる間は佛法によらず、世法によらずおのれおのれは慥(たし)かなる道と思ひ、よき事と思へ共、心の直道よりして、世の大がねに合せて見る時は、其身其身の心のひいき、其目其目の心のひずみによる、実 [...]

生の松原元寇防塁 投稿日2021年8月1日
国指定史跡 元寇防塁 1274年、元は900艘の軍船と2万8千人の軍兵で博多湾に攻めこみ、その西部に上陸し、九州の御家人たちと激しい戦いをくりひろげました(文永の役)。 その後、鎌倉幕府は元の再度の来 [...]

私の辞書に諦めという文字はない 投稿日2021年7月6日
ナポレオンの「我輩の辞書に不可能という文字はない」という言葉は有名ですが、ナイチンゲールは、「諦めなどという言葉は私に辞書にはない」といったという事です。 彼女はフィレンツェ生れの英国人になります。3 [...]

只今『記想録』を更新中 投稿日2021年6月8日
現在、『記想録』を頻繁に更新しています。 勝海舟、佐藤一斎の言葉の他、日本の名言や中国古典からためになる言葉を選び掲載中。 興味がある方はこちらにどうぞ!!   [...]

怡土城(いとじょう)について 投稿日2021年6月6日
怡土城は奈良時代に、高祖山(たかすやま)に築かれた山城になります。高祖山は福岡市西区と糸島市を隔てる位置にあり、鎌倉時代には筑前の古豪、原田氏の居城となっています。 続日本紀には「756年6月怡土城築 [...]

『海舟座談』の疑問解消!! 投稿日2021年5月23日
『海舟座談』の著者・巌本善治氏が海舟宅に出入りしたのは、明治20年8月から、海舟に最後に面談した明治32年1月14日までの約11年を超える期間になります。しかし、『海舟座談』には明治28年7月~明治3 [...]

独立自信を貴ぶ 投稿日2021年5月16日
士は独立自信を貴ぶ。熱により炎に附くの念起すべからず。   志の高い人は確固たる自身の考えをもって行動するものである。勢いのあるものに寄り従うような気を起こしてはいけない。   佐 [...]

立志は本心の好む所に従うのみ 投稿日2021年5月14日
学問を始めるには志を立てる事が大事である。ただ人が強いてはいけない。志を立てるのは本人の気持ちに従うべきである。   佐藤一斎  言志録 [...]

免れんと欲するは不可なり 投稿日2021年5月12日
おおよそ、身に降りかかってくる艱難変故、屈辱讒謗、払逆は、みな天がわが才を成長させるために課すもので、砥礪切磋の実践である。志を高く持つ者は、これに対応する方法を熟慮すべきである。なにも考えずにこれら [...]

凡そ人を諫めんと欲するには 投稿日2021年5月11日
凡(おおよ)そ人を諫めんと欲するには、唯だ一団の誠意、言に溢るる有るのみ。苟(いやし)くも一忿疾の心を挟まば、諫は決して入らじ。   人を諫めようとする場合は、誠意の心あるのみで、怒りや憎む [...]

勝先生、容易に胸襟を開かず 投稿日2021年5月6日
先生に従って教を請わんと欲せば、真に先生によりて学ぶの決心なかるべからず。しからずんば、先生は容易にその胸襟(きょうきん)を開かず。ただ放言(ほうげん・無責任に言い散らす事)大語(たいご・大げさなに言 [...]

臣下百姓の罰おそるべし 投稿日2021年5月5日
神の罰より主君の罰おそるべし。主君の罰より臣下百姓の罰おそるべし。 益軒はその理由を次のとおり記しています。 神の罰は祈ってまぬがれ、主君の罰はお詫びをして許しを請えばよい、ただ部下や民に疎まれては、 [...]

毛利勝永、小倉を去る 投稿日2021年5月4日
毛利勝永は秀吉配下の森吉成(のち毛利勝信)の嫡男で、九州征伐の功により、田川企救郡を賜った父に従い小倉城に入ります。そして父・勝信は、約13年間この地を治めますが、その間に近隣の大勢力・毛利氏との繋が [...]

鎮懐石八幡宮 投稿日2021年5月3日
鎮懐石八幡宮御實記を始め、古事記、萬葉集の鎮懐石を詠める歌、などによると、神功皇后(息長足日女命)は應神天皇を懐妊しながらこの地を通って、朝鮮半島へ兵を出された時に、卵形の美しい二個の石を求めて肌身に [...]

坂本龍馬先生誕生地 投稿日2021年5月2日
坂本龍馬(1835-1867) 郷士坂本八平の次男 実名直柔 天保6年11月15日出生 江戸に出て千葉定吉に師事 北辰一刀流の目録を受ける 時勢に感じ武市瑞山の土佐勤王党に加盟 文久2年3月24日脱藩 [...]

武市瑞山先生殉節之地 投稿日2021年4月27日
武市小楯 通称は半平太 瑞山と号す 文政十二年九月長岡郡咲井村に生る 天資英偉明秀人格一世に高し幕末多難の際 土佐勤王党を率い国事に奔走す 後吉田東洋暗殺に連座し慶應元年閏五月十一日この地に割腹す 時 [...]

二卿事件 -久留米藩難- 投稿日2021年4月25日
明治初期の反政府騒乱は、1874年(明治7年)の「佐賀の乱」、明治9年の「神風連の乱」、「秋月の乱」、「萩の乱」、明治10年の「西南戦争」と続きますが、「二卿事件」と言う出来事が、これより以前の明治4 [...]

不落の柳川城炎上す 投稿日2021年4月24日
1873年(明治5年)、不落の城と呼ばれた柳川城から出火し城郭は焼け落ちます。 出火の原因は公式には不明とされていますが、地元民の間では、この炎上が放火によるものらしいという話が伝わっている様です。 [...]

海舟と龍馬 投稿日2021年4月18日
1864年(元治元年)、海舟は四カ国艦隊の下関攻撃を思いとどまらせる交渉のため長崎に出張します。この時、供についたのが坂本龍馬と高木三郎になります。一行は筑後町(現在のJR長崎駅の東側)の福済寺に入り [...]

勝の二宮尊徳評 投稿日2021年4月14日
勝海舟は若き頃、二宮尊徳に一度だけ面会した事があるようで「至って正直な人」という印象を持ったようです。また、人にも会いに行くように勧めたと語っています。   二宮尊徳は神奈川県小田原市栢山( [...]

芥舟の海舟評 投稿日2021年4月5日
古今の英傑は、時には策略を用います。最近で言えば、運動とかいう事で、極めて秘密に策を巡らし、あるいは利をもって誘い、反対の人を味方に引き入れるような小細工をする事がございます。この様な小細工は一時的に [...]

明六社メンバーがドン引き 投稿日2021年4月4日
杉亨二(日本近代統計の祖であり、元勝海舟塾塾頭)は明六社の主要メンバー等と海舟を招待しようと打合せ、上野・精養軒に集います。杉、福沢諭吉、森有礼の他、数名のメンバーがホントに勝が来るのだろうかと話して [...]

唐原・落人の里 投稿日2021年3月31日
平安時代の末、栄華をきわめた平家の勢いにも陰りが見えはじめ、源氏によって都を追われた人々は西国の各地に隠れ住んだ。この唐原(とうばる)の里にも、平清盛の息子である平重盛の内室と、千姫、福姫という2人の [...]

今津元寇防塁 投稿日2021年3月29日
国指定史跡 今津元寇防塁 13世紀初め、チンギス・ハンはアジアからヨ-ロッパにまたがるモンゴル帝国をうちたてました。その孫、五代皇帝フビライは、国名を元と改め、日本に使者を送り通交を求めました。しかし [...]

パークスは悪い奴じゃない 投稿日2021年3月27日
勝塾の塾頭・杉亨二がパークスの傲慢さを述べると、勝はそれを否定します。   「横浜のパークスを訪ねると、こっちは敗北同然だから、軽蔑しての事か、会おうとしない。そこで事情を説明して面会を促す [...]

原鶴温泉に行こう!! 投稿日2021年3月23日
⑮原 鶴 ~県内有数の出湯の里~   温泉と言えば、県内有数の名を馳せる原鶴温泉が志波に在る。「杷木町史」によれば、原鶴温泉のほとんどが単純温泉アルカリ温泉である。原鶴は、火山帯から離れてい [...]





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